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新日鉄住金ソリューションズの強み Our Value

システム研究開発センター

技術のNSSOLを支えるシステム研究開発センター

先端的アルゴリズム技術が実現する高度意思決定支援システム

品質向上やコスト削減といった製鉄業の重要課題に対し、20年以上も前から私達は設備操業、故障診断、品質検査、計画立案などの業務者の意思決定を計算機で支援する仕組みにより問題解決する視点で取り組んできました。
そこで得た知見を製鉄業以外にも広く展開する中で、私達は先端的アルゴリズム技術の研究開発を継続的に行っています。たとえば、スケジューリング問題、経路探索問題といった一般に解くのが難しいとされている最適化問題を現実的な時間内に解く技術や、人間の認識・判断を計算機で代替あるいは補完する知的情報処理のための技術。これらは各種数理最適化手法、制約論理に基づく方法、知識工学系技術やメタ・ヒューリスティクス手法等を目的に応じ複合的に用いることで実現されています。

また、MapReduceをはじめとする並列分散処理技術や、その上で効率よく動作するアルゴリズムとその応用など大規模計算や大量データ分析に対応する技術、金融分野等でのリアルタイム意思決定に対応した低遅延処理技術など、意思決定支援システムに対する要求の高度化に対応した技術開発を行っています。こうした技術を用いた意思決定支援システムはすでに多くのお客様の仕事の現場を支えており、お客様の業務の品質と効率の向上に寄与しています。

HTML5とスマートフォンのための開発プラットフォーム - hifive

現在、スマートデバイスの急速な普及とクラウド利用の加速によりライフスタイルやワークスタイルに大きな変化が起きています。

システム研究開発センターでは、これらの変化に対応すべく、2010年度より規格が複数のデバイス上での開発支援を目的に、次世代Web標準であるHTML5関連技術の調査を開始しました。

この度、JavaScriptの長所を生かしながらソフトウェア開発手法を取り入れる事で、生産性向上を図る開発のためのプラットフォーム「hifive」をオープンソースとして公開致しました。

「hifive」にはこれまで培ってきたRIA(Rich Internet Application)構築技術、ノウハウを以下の形で取り込んでいます。

  1. フレームワークランタイム(MVC構造の規定、非同期処理の制御)
  2. 設計・実装支援ツール(コーディング支援、単体テスト支援)
  3. チュートリアルや各種ガイド

ユーザーが笑顔になれるWebアプリケーションの構築を「hifive」が支えます。

Let's hifive!

hifiveのご紹介(PDFファイル:4.67MB)

ドキュメント検査ツールことしらべ

システム開発時に作製される、日本語で書かれた文書を検査するためのツールです。
システム開発ではプログラムを作製するだけでなく、そのプログラムが実現する機能や、満たすべき仕様を日本語で記述します。日本語などの自然言語で記述された文章には「あいまいさ」が混入しやすく、その「あいまいさ」に起因する誤解が、開発されたシステムの障害につながることが多くあります。
当社でもプログラムの品質を高めるために、ツールを用いたソースコードの検査やテストによる確認を行っていますが、そもそもプログラムを作製する元となる設計情報を記述したドキュメントの品質が低いと、開発したシステムの品質も低くなってしまいます。
「あいまいさ」を取り除きドキュメントの品質を高めるためには、人手による確認という手間のかかる作業が必要です。
「ドキュメント検査ツールことしらべ」では、設計情報やマニュアルなどの日本語の文書を機械的に検査し、システム開発時に問題となる可能性の高い箇所を指摘します。
これにより、人手による作業の負荷を低減させると共に、文書の品質を向上させ、システム全体の品質向上を目指しています。
システム研究開発センターではこの他にも様々な分野への自然言語処理技術の応用について研究しています。

ドキュメント検査サービス「ことしらべ」のご紹介(PDFファイル:1.04MB)

次世代コラボレーションプラットフォーム

次世代コラボレーションプラットフォームとは、ビジネスシーンでのコミュニケーションを活性化し、コラボレーションを促進するためのものです。

これまでも電子メールや文書ファイル共有によって、社内でのコミュニケーションや情報共有が行われてきました。しかし、それは従来の電話や文書が電子化されたにすぎません。これらに加えて、不特定多数への情報発信や組織を超えたオープンな場での議論など、多様な形のコミュニケーションが可能になると、課題解決や意思決定などの知的作業が効率化され、さらには、ある人の成果を思いもよらない人が活用して新たな価値を生み出すといった、ソーシャルメディアにみられるコラボレーションも可能になると考えられます。

このような多様な形態のコミュニケーションとコラボレーションは、主にインターネット上で行われていますが、その成功をビジネスの場に取り込むことがこの研究の目的です。ここでの課題は、インターネットと異なり企業内ではコンテンツの公開範囲をきめ細かく制御することが求められる点や、既に組織という社会構造があるためにソーシャルメディアが期待通りに機能しない場合がある点です。これらに対応するために、このプラットフォームでは、コンテンツに対する柔軟なアクセス制御機構と、組織とは別の観点からの(オープンなあるいはクローズドな)コミュニティを自在に形成する仕組みを備えています。

この成果はNSSOL全社の情報共有サイトとして活用中です。このサイトを実証フィールドとして、様々な機能の追加と検証を実施し、より高度な知的作業支援や効果的なコラボレーションの実現方法を研究しています。

次世代情報系ソリューション基盤のご紹介(PDFファイル:631KB)

運用管理(QosmoNavire\コスモナヴィール)

これからの企業情報システム部門は、レガシー(非クラウド)システム、プライベートクラウド、パブリッククラウドの一元的マネジメントが必須となる時代 (サービスインテグレーション時代の到来)を迎えると推測しています。
事実、私どもはデータセンタ事業を数十年来営んできており、サービス形態の主軸がハウジング/ホスティングサービスからクラウドサービスへと変化しつつあることを今まさに体感しています。また、コンピューティング形態の側面からも、メインフレーム、クライアント・サーバ、インターネットそして仮想化・クラウドと変遷してきており、運用現場へ新たな運用プロセスと技術およびこれら全てを支える仕組みの導入が今後のデータセンタ事業の鍵を握ると認識しています。
この様な背景のもと、運用・保守ビジネスの高付加価値化と業務効率化によるコスト競争力強化の実現に向け、標準的な運用・保守のツールセット(ルール化、運用手順の整備、ツールの開発)の整理・構築にITインフラソリューション・サービス部門を中心に全社で取り組んでいます。この取組の一つの成果(形)がQosmoNavire(NSSSOLの運用管理ツール群の総称)で、そのなかの一管理機能としてOSS(Open Source Softwre)をベースとした障害切り分け支援ツールの開発をシステム研究開発センターで行っています。

QosmoNavire:Quality of Service Management & Operation Navigation

AmiNavire\アミナヴィール、DukeNavire\デュークナヴィールに続くNSSOLの運用標準アーキテクチャ
「Chaos」から「Qosmo(Cosmos)」へ整然とした運用管理体系(プロセスと仕掛け)への変革を目指し、サービスマネジメントとオペレーションの質的向上と更なる高度化を実現していく。

NS Cloud Competence Center

急速に進化するクラウドコンピューティングには大きな期待が寄せられる一方、企業情報システムにどのように活用していくかについては、採用方針・適用領域・利用方法にわたって多くの課題があります。こうしたニーズに応え、お客様の課題解決、お客様のビジネス戦略に合ったクラウド活用法を検証するために、2009年7月、システム研究開発センター内にNS Cloud Competence Centerを設立しました。

従来、クラウドコンピューティングの先駆けとも言えるグリッドコンピューティングに取り組み、2005年にはNSGUC (NS Solutions Grid/UtilityComputingCenter) を設立、インフラ領域を対象にリソースオンデマンド、高度運用自動化/自律化 (Autonomic Computing) について研究開発に取り組んできました。これらの研究成果をもとに、パブリッククラウドの活用 (SaaS、PaaS、IaaS) 、プライベートクラウドの構築、アプリケーション資産のクラウド化、大規模分散処理技術の導入、運用の自動化/高度化、ハイブリッドクラウドの実現、など、企業情報システムへのクラウドコンピューティングの最適な導入・アーキテクチャの確立に向け、日々研究開発を積み重ねています。

NS Cloud Competence Centerカタログ(PDFファイル:376KB)

BENCHMARK & CONSULTATION CENTER

私たちの生活にはシステムの存在が不可欠となっています。24時間サービスを提供するATM、交通機関の座席予約といった公共サービス、Internetを支える通信サービスなどはほんの一例です。システムが重要であるほど、その停止回避はもちろん、快適な利用環境を提供する性能確保への取り組みが重要となります。

システム研究開発センターでは、1990年代初めから性能問題に着目した研究開発を開始し、1997年にそのノウハウを結集したBENCHMARK & CONSULTATION CENTER(BCC)を設立しました。BCCでは、研究成果を社内外のプロジェクトに適用し、システムのライフサイクル全般にわたる性能問題のコンサルティングサービスを提供しています。これまでの約10年間で、500件以上のコンサルティングサービスを実施し、お客様から高い評価を頂いています。

これからもシステムサイジングや性能試験、チューニングを通して、さまざまなシステムのサービス向上、性能問題の解決に貢献していきます。

BCC紹介カタログ(PDFファイル:7.26MB)

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