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2018/11/14

デジタル通貨が通勤ラッシュを解消させる?!~NSSOLがCEATEC JAPAN 2018のMUFGブース内に展示~

幕張メッセで開催されたCEATEC JAPAN 2018(10/16~19)に出展された三菱UFJフィナンシャルグループ様(以下、MUFG)のブース内にて、当社が企画・開発した「ピークシフト貯金アプリ」を展示しました。

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この展示概要とデジタル通貨を取り巻く背景や、実現しているブロックチェーン技術が生み出す未来について、NSSOL金融イノベーションラボ センター長の神社 純一郎が説明します。

日本は「キャッシュレス後進国」?

最近「キャッシュレス決済」に関する話題が目立つような気がします。街中でも従来式の「クレジットカード」や「プリペイド式電子マネー」に加え、「SNS(Social Networking Service)決済」や「QRコード決済」など新しく便利な決済手段が利用できるようになってきました。
しかし、日本のキャッシュレス決済比率はドイツと並んで低く20%以下。対して、韓国で約9割、中国で約6割、イギリスでは55%、アメリカが45%、などで、日本は「キャッシュレス後進国」の位置にいます。
これを受けて経済産業省は2018年4月、キャッシュレス社会の実現に向けた提言「キャッシュレス・ビジョン」をまとめ、キャッシュレス決済比率を2025年までに40%に引き上げる目標を掲げました。(※1)

MUFGのデジタル通貨「coin」と「ピークシフト貯金アプリ」

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キャッシュレス決済の「もうひとつの主役」になる可能性があるのが「デジタル通貨」です。三菱UFJフィナンシャルグループが開発したデジタル通貨「coin(MUFGコイン)」は、1コイン=1円にほぼ固定された「ステーブルコイン」です。既存のデジタル通貨と異なり価値の変動がほとんどないことから「決済のために保有していても安心」というわけです。

当社では「coin」の新たな利用方法として、混雑ピーク時間を外して電車にのると少額のコインがもらえる「ピークシフト貯金アプリ」を開発。
10月16日から19日まで幕張メッセで開催されたCEATEC JAPAN 2018のMUFGブース内で展示を行いました。

予想を大幅に超えるたくさんの方が来場され、「早く実現してほしい」「実装されたら是非アプリをダウンロードして使いたい」などの応援メッセージだけでなく、「週末に集中する来店客の分散化に使える」「自社ポイントサービスの拡大に有効」などの貴重なビジネス・アイディアが生まれる場となりました。

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「ピークシフト貯金アプリ」の画面イメージ

「スマートコントラクト」~将来の可能性~

「ピークシフト貯金アプリ」で利用した「coin」は、ブロックチェーン上で動く仕組みですが、ブロックチェーンが発展した先の未来には「スマートコントラクト」(お金やデジタルアセットの取り扱いを自動的に処理してくれる「契約自動執行の仕組み」)があります。
たとえば、転送不能なコンサートチケットがモバイルデバイスに直接到着するようになれば、不正な転売が防止できます。もちろん発券機や郵送料金、ひいては販売代理店も不要になるため、さまざまなコストが削減できるでしょう。

デジタル通貨を利用する本質的なメリットは、実は「スマートコントラクト」にあるのです。金融イノベーションラボ(FinaInno® Labs.)は、このような未来への発展可能性のある技術を、お客様と共に追い求めていきます。みなさん、ご期待ください!

金融イノベーションラボ センター長
神社 純一郎

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