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ソリューション・
サービス

シグナリング

概要

通信事業者ネットワークを特徴づける制御信号といえるシグナリングを安定的に処理するシグナリング・ソリューションを、長年にわたり蓄積してきた経験と最新の技術とともに提供いたします。

従来の回線交換網から最新のLTE(*1)ネットワークにいたるまで、通信サービスを提供するために必要な認証、呼制御、課金等の基本的な制御情報をシグナリングと呼んでいます。シグナリングシステムは通信サービスの基本であり、通信事業者ネットワークを構成する様々なサブシステムが協調して動作するために安定的な稼働が求められることは言うまでもありません。
更に、このシグナリング技術はネットワークの進化とともに採用された複数世代にまたがる技術規格を利用し、かつ多様なプロトコルスタックに基づいているため、非常に複雑な特性を有しています。
新日鉄住金ソリューションズでは、15年以上に渡ってシグナリング・ソリューションを提供してきた経験を基に、グローバル市場で実績ある製品を活用して、安定かつ最適な設備導入を実現致します。

特長

回線交換網、3G携帯電話網におけるSTP(Signaling Transfer Point)、LTE網でのDRA(Diameter Routing Agent)など多岐にわたるネットワークにおいて、グローバルでの実績豊富なOracle社製品を活用した高信頼性ネットワークを構築します。

STP

STPは公衆回線交換網、3G/LTE網のネットワーク内及びネットワーク間の接続を提供します。グローバルで300以上の通信事業者に採用されているオラクル社製品は、日本の規格であるTTC規格(*1)をサポートしており、日本の通信事業者様においても技術的なカスタマイズを考慮をすることなくご利用頂けます。

  • SS7セキュリティ機能は、許可されていないトラフィックをフィルターする機能を通信事業者に提供します。フィルタリング・オプションには、MAPメッセージタイプとオペレーションコード、そしてメッセージを受信したリンクを基にフィルタリングする機能が含まれます。
  • ISUPフィルタリング機能は、送信先または発信元のいずれかをポイントとして個別の番号ごと、または番号のレンジを指定してブロックします。これは、コール・ブロッキング機能をネットワーク内のスイッチごとに持たせることなく一点から提供し、 Revenue Share Fraud のような詐欺から通信事業者および加入者を守るとともに、管理に要する時間を短縮します。
  • シグナリング・ゲートウェイ機能は、通信事業者がIPトランスポート技術の導入によるコスト効率を生かすことができるようSTPにIPインタフェースを提供します。通信事業者は従来のTDMリンクのシグナリングをIPベースのSIGTRAN上の宛先へルーティングすることができます。
  • マルチプロトコル・サポート機能は、通信事業者がDiameter経由でEquipment Identity Register (EIR)と接続するために自社のSTPを使用する、またはオラクルのSIP NP機能を介してSIP Number Portabilityをサポートすることができます。 また、STPのアプリケーション領域にナンバーポータビリティ・データベースをホストすることができ、外部データベースを設ける必要がありません。STPが具備するナンバーポータビリティ・データベースは、多様なナンバーポータビリティに対応しており、固定回線や携帯回線のナンバーポータビリティに使用することができます。この機能は、ナンバーポータビリティに対応している世界中の通信事業者で高い評価を受け、多数採用されているソリューションです。

DRA

3GPP(*2)では、4G/LTEでの認証、課金プロトコルとしてDiameter規格が策定されました。オラクル社のDRAはDiameterを扱うなかで、基本的なトポロジーハイディング、セッション管理、ポリシーサーバ管理の諸機能に加えて高度な輻輳制御機能を有しており、網内での予期しない装置故障時でもシグナリング・トラフィックを制御することができます。具体的には、接続タイプの観点から以下の用途に分類されます。

  • HSS-Proxy
    HSS-Proxy は、サブスクライバ・セッションが適切なHSS(Home Subscriber Server)に接続することを確実に行います。すべてのシグナリングは各加入者に割り当てられたHSSに正しくルーティングされることが重要です。HSS-Proxyを用いない場合、シグナリング・メッセージは 適切なHSSに到達するまで各HSSにルーティングされ、ネットワーク内でのシグナリング管理が非効率的なものとなりえます。
  • Policy-Proxy
    Policy-Proxyは、シグナリング・トラフィックが各加入者に対応する適切なPCRF (Policy and Charging Rules Control Function)に接続できるようにします。加入者のプロファイルは、割り当てられたPCRFで保持されます。VoLTE (Voice over LTE)や帯域と使用リミット制御などの機能が提供する場合には、加入者ごとに関連するシグナリングが正しいPCRFにルーティングすることが極めて重要です。
  • Roaming-Proxy(Diameter Edge Agent)
    国内の移動体通信事業者のユーザが海外に行く場合、或いは、その逆に、海外の移動体通信事業者ユーザが日本に来る場合、ローミング先ネットワークとホームネットワークとの間での制御信号を繋ぐ役割を果たします。

(*1) 一般社団法人情報通信技術委員会(TTC: The Telecommunication Technology Committee)策定の規格
(*2) Third Generation Partnership Project 携帯電話技術の標準化団体

【STP、DRAの位置づけ】

図中の略号は、3GPP標準に拠る。

導入効果

  • グローバルベースで300以上の通信事業者で導入されているオラクル社のSTP製品は、優れた品質、今後の新機能の継続的な開発とパフォーマンス向上が期待できます。したがって、長期的に信頼を持ってご利用頂くことができます。
  • STP、DRAはともに高い安定性と優れた処理を持ち、導入サーバー数を抑制することができます。
  • 弊社とオラクル社の協業により、TTC標準への対応等、日本の規格/仕様及びお客様のニーズをより的確に製品に実装するとともに、高品質の保守サポートを提供致します。

ソリューションを構成するプロダクト

  • Oracle Communications Diameter Signaling Router
  • Oracle Communication s Eagle

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