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3年間は要素技術をじっくりマスターすべし

システムインテグレーション業界では、キャリアステップとして、20代でITの要素技術、20代後半から30代前半にかけて業務についての知識、30代でプロジェクトマネジメント、コンサルタント、およびITアーキテクトとしてのスキルを身につけるのが一般的です。20代でマスターすべきITの要素技術はプログラミング、システム設計、データベース、ネットワーク、OSなど。また、この間、情報処理技術者試験をはじめ、マイクロソフト、シスコシステムズ、オラクルなどベンダーの認定資格を取得することも重要です。ITは技術革新のスピードが速いので、つい最新のテクノロジーに目を奪われがちですが、少なくとも3年間はみっちり基本を身につけること。スポーツと同じで、基本がしっかりしていないと応用が効かないのです。最新技術の動向に興味を持つことは大切ですが、その根底にどんな基礎技術があるかを考えながら、専門誌などを読むことも大切です。

主なキャリアパス(例)

技術力、問題解決能力、コミュニケーション能力の3つを磨く

IT関連職種の業務領域の解説で気づいた人も多いと思いますが、コンサルタント・ITアーキテクトは、技術力のほかに問題解決能力とコミュニケーション能力が強く求められます。これは、IT企業の多くが顧客の要望に応えるためのソリューションの提供やシステムインテグレーションを事業内容としているためです。問題解決能力は、分解すると「論理的思考力」と「実行力」の掛け合わせといえると思います。これは日々の仕事を通して、意識的に養っていくことが大切でしょう。一方、コミュニケーション能力は、一見「性格次第」と受け取られがちですが、経験を積んでいくことと、トレーニングによって養うことができます。問題解決能力とコミュニケーション能力は、いずれ経験することになるプロジェクトマネジメントの中で非常に大切な要素となります。とくにコミュニケーション能力の向上については早い段階から意識的に取り組むべきものだといえるでしょう。

経営戦略やマーケティングにも興味を持って取り組む

SCMやCRMについての書籍などを読むと、ITとはいえ、経営学やマーケティングの用語がひんぱんに出てきます。経営学や経済学を専攻した人はともかく、理工系の人々にはなじみのない言葉ばかりかもしれません。しかし、これがITの世界の現実ともいえると思います。ITは、今や経営戦略と一体化するところまできています。経営や業務、マーケティングなどについて、専門家や第一線で活躍している人(顧客)が言っていることが十分理解できるレベルになることが、経営戦略と一体化したシステムを構築する上では重要です。理工系出身のコンサルタントやSEの中には「経営戦略やマーケティングの勉強は、むしろ理工系の方が向いている」という人もいます。経営やマーケティングといったいわゆる「文科系」科目に対して、苦手意識を持っている理工系の方も多いかもしれませんが、拒否反応を起こさずに興味を持って取り組むことが大切です。