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事例・ショーケース Case Study

ユーザー事例

ITインフラソリューション

ミサワホーム株式会社様

基幹システムの基盤をクラウド技術で強化
仮想化技術でサーバーを統合、将来はサーバー台数を10分の1にまで削減

プロジェクト概要

背景

・クラウド・コンピューティングによって運用の自動化を目指す
・ハードウェア寿命の影響を受けない柔軟な環境の必要性

ソリューション

・仮想化技術を用い、システムを最新のサーバー機に統合・移行
・ハードウエアの削減、ライフサイクル・ギャップの解消、スペース利用効率の向上などの実現とバックアップなどの運用の見直し

成果

・第1弾として、サーバー12台の仮想化を達成
・将来的にはサーバーの台数を10分の1にまで集約する予定

サーバー仮想化技術による、基幹業務システムの高度化を検討

ミサワホームは2003年以降、グループ企業に対して基幹業務システムをSaaSとして提供し、グループ全体のシステムを一元化している。同社は「仮想化」を用いて、システムのさらなる進化を目指すことになった。
「変化に強いIT基盤を構築するとともに、長期的には運用の自動化といった高度な仕組みを実現したいと考えています」(経営企画部担当部長)
第一弾として取り組んだのは、住宅を契約したお客様情報・建物情報等を一元管理する顧客情報システム「MECIA」の仮想化だ。同システムのSolarisサーバー1台(Oracle Database用)と、Windowsサーバー12台(フロントエンドのWebサーバー用)について仮想化環境への移行と統合を検討した。

UNIXとWindowsのサーバーを並行して仮想化

システム構築のパートナーに選ばれたのは、新日鉄ソリューションズ。Oracle Databaseでミサワホームの基幹システムを構築していた実績も評価理由の1つだったという。そして2009年1月、SolarisサーバーとWindowsサーバーの仮想化プロジェクトが並行してスタートする。
移行作業は急ピッチで進められ、2009年3月中旬にSolaris OS標準の仮想化機能「Solarisコンテナ」による仮想化環境が稼働する。
一方、Windowsサーバーでは「VMware ESX」を用い、5月までに統合・移行作業を完了した。VMwareESXを導入した3台の物理サーバーに、12台のWindowsサーバーを仮想化して集約。VMware VMotionという機能で、仮想化したサーバーを稼働中でも別の物理サーバーへ移動できるようにしている。

将来的には、160台のサーバーを10分の1にまで削減予定

SolarisおよびWindowsの両サーバーでは、バックアップの仕組みも再構築した。ハードディスクとテープ装置を組み合わせたバックアップによって、処理の高速化や信頼性の向上を実現している。
ミサワホームはデータセンターにある約260台超のサーバーのうち、160台あるWindows およびLinuxサーバーをすべて仮想化して統合・移行する計画である。サーバー台数が10分の1に、ラックの数が3分の1にと、それぞれ大幅に削減できる見込みだ。
今後ミサワホームでは、新日鉄ソリューションズの企業向けクラウドコンピューティング事業「absonne(アブソンヌ)」でデータセンターを運営することも検討しているという。

コアテクノロジー
サーバー仮想化、仮想化環境の検証、VMware ESX、Solarisコンテナ
システム概要
●サーバー
 VMware ESX×3、Solaris 10×1など
●ミドルウエア
 Oracle Database、VMware Consolidated Backup

ミサワホームが導入したサーバー仮想化環境の概要図

ミサワホーム株式会社様

ミサワホーム株式会社様
ミサワホーム株式会社様
本社:東京都新宿区西新宿2-4-1
設立:2003年(旧ミサワホーム設立:1967年)
資本金:234億円(2009年3月31日現在)
売上高:単独1296億円/連結4012億円(2009年3月期)
従業員数:単独770名/連結9877名(2008年3月31日現在)
ミサワホーム株式会社グループ会社:連結子会社48社

※ユーザー事例の記事内容は掲載当時のものとなっております。

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