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事例・ショーケース Case Study

ユーザー事例

ITインフラソリューション

株式会社ほくせん様

情報漏洩対策の強化に向け 取引先も含むファイル共有環境を構築

プロジェクト概要

背景

情報漏洩対策を一層強化していくなかで、自社と取引会社の間でやり取りされる個人情報の紛失リスクに課題があった。また、業務縮小する拠点が社内ネットワークから切り離されることになり、新たなファイル共有環境を用意する必要があった。

ソリューション

クラウドサービスを使って、全社のファイル共有環境を刷新した。社内ネットワークに接続していない拠点からでも共有フォルダをフルに利用できるほか、取引先とのデータのやり取りにも専用の共有フォルダを用意した。

成果

取引先との個人情報の受け渡しは、クラウド経由の安全なファイル共有によって紛失リスクを低減させた。また、社内ネットワークにつながっていない拠点からでも全社共通のファイル共有環境を利用できるようになった。

取引先とやり取りする個人情報の紛失リスクに懸念

北海道で地域密着型のクレジットカード事業を展開する「ほくせん」は、情報漏洩対策の強化に取り組んでいる。課題の一つは、同社と取引会社の間で行われるデータの受け渡し方法にあった。同社が実施したキャンペーンの当選者リストや給与データといった個人情報をUSBメモリー、CD、DVDなどに書き込んで取引先と受け渡しをしており、記録媒体の紛失によって個人情報が漏洩するリスクがあった。
そうしたなか、2017年2月から同社滝川支店(当時)の業務を縮小することになった。これに伴って本社との専用線接続もやめることになったが、専用線がなくても全社共有フォルダにセキュアにアクセスできる環境を用意する必要があった。これら二つの課題が契機となって、2016年秋から解決策を検討し始めた。

ファイル共有クラウドの導入で二つの課題を同時に解決

新日鉄住金ソリューションズのグループ会社である北海道NSソリューションズ(以下、北海道NSSOL)の支援のもと、日本オラクルのファイル共有クラウドサービス「Oracle Documents Cloud Service」(以下、DoCS)を導入し、既存のファイル共有環境をすべてDoCSで刷新した。社内ネットワークから切り離された滝川の出張所からはインターネット経由でDoCSの共有フォルダにアクセスできる。機能は全社共通である。
取引先とのデータのやり取りにもDoCSを利用する。取引先ごとに専用の共有フォルダを用意し、そこにアクセスするためのパブリックリンク(アカウントを持たない外部ユーザーとの一時的な共有)を設定。このリンク(URL)からアクセスするDoCSを通じて、個人情報を含むデータを安全かつ双方向で受け渡しできるようにした。

一連の対策を通じて、業務の中にある情報漏洩リスクを排除

社内ネットワークから孤立する滝川の出張所に低コストでファイル共有環境を確保し、従来と同様の情報共有を実現している。取引先と個人情報などを受け渡す業務においては、記録媒体の紛失による情報漏洩リスクを低減した。
昨年は情報漏洩対策をより強化するための第1弾として、社内からメールを送信する際に、上司にも自動的にBCCで同報する仕組みを導入。メールを使った情報漏洩を抑止するためである。今回のDoCSの導入は第2弾にあたり、取引先とのデータ受け渡しにおいて対策を強化した。第3弾として、ウェブフィルタリングの導入を来期に予定している。社内からオンラインストレージサービスなどへのアクセスを制限し、社外とのデータのやり取りをDoCSで一本化する計画だ。今回の施策は第3弾への布石にもなっている。

コアテクノロジー
クラウドサービスの導入実績と経験、セキュリティに関するノウハウ
システム概要
●アプリケーション:Oracle Documents Cloud Service

株式会社ほくせん様

株式会社ほくせん様
株式会社ほくせん様
本社:北海道札幌市中央区南2条西1-3
創業・設立:1954年・2005年
資本金:4億8849万6000円
取扱高:1012億円(2016年8月期)
加盟店数:1万1200店

※ユーザー事例の記事内容は掲載当時のものとなっております。

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