ホーム > 事例・ショーケース > ユーザー事例 > 業務効率向上やITコスト削減に向けて中国の現場中心で基幹システムを再構築

事例・ショーケース Case Study

ユーザー事例

グローバルソリューション

森大厦(上海)有限公司(森ビルグループ)様

業務効率向上やITコスト削減に向けて
中国の現場中心で基幹システムを再構築

プロジェクト概要

背景

旧システムのサーバーが保守期限切れを迎えるのを契機に、新システムを構築する。中国の会計制度への対応を重視し、ITコストを削減すると同時に業務部門が中心になり要件をまとめ、業務効率を向上させたいと考えた。

ソリューション

新日鉄住金軟件(上海)に支援を依頼。財務会計ソフトウエア「用友」とシステム共通基盤ソフト「intra-mart Accel Platform」やNSSOL独自業務テンプレート群をベースに開発。モックアップの活用などで操作性を高める。

成果

膨大なデータ移行を終え、予定通り運用を開始。処理性能や操作性の向上などによる業務効率化と、開発・保守にかかるITコストの削減を実現した。各種要件をきめ細かく反映したことで新システムへの移行も円滑に進んだ。

旧システムサーバーの保守期限切れを契機に新システムの構築を検討

中国・大連市における1996年の森茂大厦の竣工や上海市における1998年の恒生銀行大厦(当時の名称は上海森茂国際大厦)の竣工を経て、101階建ての上海環球金融中心を2008年に竣工した森ビル。森大厦(上海)は、上海2棟それぞれの事業会社の統括運営会社として2007年に設立された。森大厦(上海)が基幹システムの再構築を検討したのは2014年ごろである。旧システムは、上海2棟の各事業会社の記帳通貨の違い(複数通貨)への対応、および日本の本社との連結決算などを意識したため、グローバル対応を重視していた。新システムではその方針を変更。中国国内の会計制度への対応を重視してITコストを削減すると同時に、業務部門が中心になって各部署の要件をまとめ、操作性向上や業務の流れに合わせた新機能を実現したいと考えた。

NSSOL上海が中国の代表的な財務会計ソフトなどをベースに開発

森大厦(上海)は2015年1月に構築準備を開始。RFP(提案依頼書)に対応した日系・中国系のITベンダー5社から、新日鉄住金ソリューションズの中国現地法人である新日鉄住金軟件(上海)(以下、NSSOL上海)に支援を依頼する。NSSOL上海は旧基幹システムの保守を担当し、森大厦(上海)の業務やITを熟知しており、短工期開発に対応するプロジェクト推進力があると評価した。新システム構築プロジェクトは同年4月に本格スタート。財務システムは中国の代表的な財務会計ソフトウエア「用友」で、ビル賃貸事業を支援する契約システムはシステム共通基盤ソフト「intra-mart Accel Platform」とNSSOL独自業務テンプレート群でそれぞれ開発を行った。NSSOL上海は設計の早い段階で業務部門の担当者にモックアップで意見を求め、システムの操作性を高めた。

業務効率向上とコスト削減を実現、操作性についての評価も良好

旧システムからの膨大なデータ移行を終えて、財務システムと契約システム、BI(ビジネス分析)ツールで構成する新基幹システムは会計年度が始まる2016年1月から運用を開始している。新システムの評価は高い。契約システムにおける請求書の発行処理時間が100分の1に短縮されるなどで業務効率が全般に向上したうえ、システムの投資コストについては以前の約10分の1に、保守コストは約半分に削減されている。業務部門が中心になって各部署の要件をきめ細かく反映したことで操作性に対する利用者の評価も良好だ。業務の流れを基に入力項目を絞り込む、分散していた機能を用途ごとにまとめるなどが行われており、新システムへの移行も円滑に進んだという。森大厦(上海)は今後も、システムの改良・拡張を通じて業務のさらなる効率化に取り組んでいく予定だ。

コアテクノロジー
中国の業務システムに対する実績、ワークフロー、短工期・高品質のプロジェクト推進力、データ移行
システム概要
●システム共通基盤ソフトウエア:intra-mart Accel Platform
●アプリケーション:NSSOL独自業務テンプレート群、用友

森大厦(上海)有限公司(森ビルグループ)様

森大厦(上海)有限公司(森ビルグループ)様
森大厦(上海)有限公司(森ビルグループ)様
森大厦(上海)有限公司
本社:上海市浦東新区世紀大道100号
設立:2007年

※ユーザー事例の記事内容は掲載当時のものとなっております。

ユーザー事例トップへ戻る

  • Get ADOBE READER

    ADOBE READERについて
    PDFファイルを表示するには「ADOBE READER」(無料)が必要です。

ページ先頭へもどる