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事例・ショーケース Case Study

ユーザー事例

社会・公共ソリューション

独立行政法人 国立印刷局様

安定稼働の確保に向けて
統合業務システムを更新

プロジェクト概要

背景

保守終了に備え、基幹業務システムとして活用しているOracle EBSを新バージョンへアップグレードする。業務に対する影響をできるだけ抑えるため、運用環境を直接更新するテクニカルアップグレードを実施したいと考えた。

ソリューション

入札により新日鉄住金ソリューションズをITパートナーに選定。Oracle EBSに関する豊富な知識を持つ同社の支援により、確実にアップグレードを行う。併せて、運用環境の一部を開発用に利用するなどで開発コストを抑える。

成果

Oracle EBSのアップグレードは計画通り2013年1月に完了。安定稼働を確保できる環境を整備することができた。プロジェクトの間、移行リハーサルに利用したサーバーは運用環境に戻して冗長性を高めている。

保守終了に備え、Oracle EBSのアップグレードを検討

日本銀行券(紙幣)を主とした証券類を、高度な偽造防止技術と効率的な生産技術で製造する国立印刷局。ERP(統合基幹業務システム)パッケージソフトウエアの「Oracle E-Business Suite(以下、Oracle EBS)」を導入し、財務管理、生産管理、原価管理などの基幹業務に活用している。
国立印刷局が同システムの更新を本格的に検討し始めたのは、2010年4月である。当時利用していたOracle EBS R11.5.10は、2013年11月にSustaining Supportになることが発表されており、安定稼働の確保にはアップグレードが不可欠だった。国立印刷局はアップグレード方法を調査。運用環境を直接更新することでデータをすべて引き継げ、業務に対する影響が少ない、テクニカルアップグレードを実施したいと考えた。

NSSOLをパートナーに選択、運用環境の一部を開発用に流用

国立印刷局は要件をまとめ、入札によって新日鉄住金ソリューションズ(以下NSSOL)をITパートナーに選択。2012年1月にプロジェクトをスタートさせ、約3カ月単位で「調査」「設計・開発」「テスト」「教育研修および移行リハーサル」の各フェーズを実施した。NSSOLは社内のOracle EBS専門支援チーム「ATC(Apps TechnologyCenter)」と緊密に協力しながら、プロジェクトを支援した。併せて、国立印刷局は運用中のサーバーの一部を開発用に流用するなどで開発コストを抑えた。運用用サーバー4台は同一機種であり、SAN(ストレージエリアネットワーク)ブートによって役割を柔軟に変更できるため、冗長性を確保しつつ4台のうち2台を移行リハーサル用として使用した。保守用サーバー2台は仮想化技術により保守環境と開発環境を同時に確保した。

アップグレードを計画通り完了、安定稼働を確保できる環境を整備

国立印刷局では、比較的長く統合業務システムを計画停止できる期間が、年末年始に限られる。綿密な検証とリハーサルを繰り返し行って、同期間内にOracle EBSのアップグレードを実施した。
こうして統合業務システムは、2013年1月から新バージョンのOracle EBS R12.1.3で運用を開始。安定稼働を確保できる環境を計画通り整備した。
アップグレード後は、移行リハーサル用として使用した2台のサーバーを運用環境に戻して冗長性を高めている。1台はAP(アプリケーション)サーバーとして利用し、アクティブ-アクティブ構成の冗長化を実現している。もう1台はDB(データベース)サーバーのコールドスタンバイ環境で待機用マシンとして利用している。

コアテクノロジー
ERP、テクニカルアップグレード、仮想化、プロジェクト推進力
システム概要
●サーバー:APサーバー×2、DBサーバー×2、保守APサーバー×1、保守DBサーバー×1など
●アプリケーション:Oracle E-Business Suite R12.1.3

独立行政法人 国立印刷局様

独立行政法人 国立印刷局様
独立行政法人 国立印刷局様
本局所在地:東京都港区虎ノ門2-2-4
創設:1871年
資本金:1749億円(2012年3月31日現在)
職員数:4300名(2013年4月1日現在)

※ユーザー事例の記事内容は掲載当時のものとなっております。

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